新型コロナウイルスについて、6月25日までは、毎週木曜のデータで各国の感染状況(というより死亡者数の状況)をときどき記事にしていました。
約2か月(8週間)経って、どのようになっているか、久しぶりに見てみます。
例によって、人口100万人あたりの死亡者数で比較します。
まず、上位(死亡者数の多い国)から。
英国の死亡者数が謎の減少を見せています(たぶん、統計値の修正)。
それ以外にも、ベルギー、スペイン、イタリアなど、欧州の上位国はあまり増えていません。
増加が大きいのは、ペルー、チリ、ブラジル、メキシコ、パナマなど中南米諸国と、米国です。
いちばん上のグラフとは、縦軸の目盛の幅が違うことに留意。
ただ、欧州があまり増えず、中南米の増加が大きいのは同様です。
ただし、北米でもカナダは米国よりも緩やかです。
北マケドニア、モルドバ、ルーマニアのように欧州でも増加傾向の国があります。
イラン、イラクなど中東でも増加傾向の国が目立ちます。