昭和の日

今日は、令和に入って最初の「昭和の日」です。

1年前、10連休で(政府の対応に文句を言いながらも)何をしようかと考えていた頃と、全く異なる社会になってしまいました。

 

とはいえ、令和の日本だから、いくらかでもマシか、不幸中の幸いか、と思える材料もあります。

(もちろん、感染して発病された方、亡くなられた方、ご家族がそのような目に遭われた方は、それどころでないのは当然ですが、社会全体で見ていくらかでもプラス材料はないか、という視点です。)

 

まず、昭和の一時期までと異なり、戦争で生命を落としたり、戦地から病原体を持ち帰ったりする危険性は(今のところ)低いということ。

また、国民皆保険でそれなりの負担で、厳密には国民保険未加入の生活保護世帯を含めて、医療機関にかかることができること。介護保険は平成の途中からですね。

上水道が普及しており、帰宅後などに石鹸で手を洗うことが容易であること。

今回問題になっている病原体がエンベローブをもつウイルスで、ノロウイルスなどと異なりアルコールや普通の石鹸で十分に不活化できることもプラス材料です。

人と人との接触で感染が広がるというのは社会機能を低下させ困りますが、インターネットが普及している時代であったことは、何かとプラスです(ただし、デマが広がりやすいのはマイナス)。

国や自治体の対応については、何かと批判がありますが、そういう批判を(インターネット上を含めて)一般国民が自由に発信できるのは、明らかなプラス(中国で初期の感染情報が抑えられたことを思い起こすべき)。

 

他にも、いろいろありそうです。

もちろん、逆にマイナス面もあるでしょうが、少なくとも香港風邪(昭和40年代後半)やスペイン風邪(これは大正時代ですが)が流行したころに比べたら、ずっと明るい材料が多いといえるのではないでしょうか。

 

ん? パチンコ店の数は昭和のころと比べてどうだったかな?